DIFARが活動するボリビアは、南米大陸の中心に位置する国で、豊かな自然環境を有し、1つの国の中に高地のアルティプラノ地域、過ごしやすい気候のバジェ地域、低地には地球の「肺」ともいわれるアマゾン熱帯雨林地域が存在します。
また、36以上の異なる民族からなる多民族国家で、人々は明るく人情味に厚く、心豊かに暮らしています。
しかし、習慣や情報不足に根ざすゴミの散乱や、不適切な処理が原因で、水や土壌の汚染、蚊やカメムシによる病気、焼き畑による森林消失に加え、近年の温暖化の影響で農作物の終了低下も問題になっています。
現在活動しているバジェグランデ市はかの有名なチェゲバラの終焉の地で、毎年チェゲバラファン(チェシストと呼ばれる)が銃殺された10月8日の命日や誕生日の6月14日には熱烈なファンが訪れますがコロナ禍になりさっぱり旅行者も減っているようです。
また同じバジェ地域にはサマイパタの砦といわれ 世界遺産に登録されている エルフエルテ遺跡が有名です。2000年に来たときは保存されておらず、遺跡の上を歩けたのですが、損傷が激しかったのか現在は見学できる立派な歩道ができています。
広々として気持ちいい散策コースなのでお客さんが来るとよく案内に連れていきます。